プリアンプの設計 その3 その2の続き

ふと思いついてカソード入力(グリッド接地)の増幅回路で描いてみました。

CA13-05

むやみに上のカットオフが高いです。1MHz くらいです。実際に作るとカソードフォロアの段でもっと下がるとは思いますが・・・逆に位相の管理ができなくて発振しそうな・・・

せっかくグリッド接地なのに、NFB を掛けるためにグリッド抵抗入れてますしねぇ・・・回路全体は非反転アンプとしてはシンプルなんですけどね。

部分的に低インピーダンスすぎて、今度は低域のカットオフ周波数が上がってしまいがちで難しいところでもあります。

上のグリッド抵抗もそうなんですが、本来なら小さい値の抵抗にしたいけれど、それを下げすぎるとC4とで作られるハイパスフィルターのカットオフが上がってきてしまう。

この回路図ではR1が1kΩになっていますが、ここも2kΩの方がよさそうです。ここもハイパスフィルターになっていますから、カットオフもありますし、もう一つU1のプレート電流も少し下げたいというのがあるので。あとこのR1が小さいため、例えばCDプレーヤーの出力もそれに応じてがんばってくれないと困ったことになります。

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