ジャズのモーダル演奏とソフトウェアアーキテクチャの類似性 その1?

ソフトウェアアーキテクチャという言葉があります。

いろいろ定義されているのですが、いまいち腑に落ちきらない感が拭えません。簡単に言ってしまえば、「言いたいことはなんとなく分かるけど、よくわからんよ、その説明じゃ」という「ああ、分かった!」に至らない説明。

じゃあここで「ああ、分かった!」な説明をするのか?というと、そういうわけでもなくて、いろいろ考えていたらなんかジャズのモードでの演奏ソフトウェアアーキテクチャは似ているところがあるなぁと思ったということ。

どこが?と言えば、両者とも

  • 統一された様式を型作る
  • 細部の細工と全体統合の規範 ※
  • 部分の集合が全体を作るわけじゃないけれど部分の集成も統一様式には重要
  • 規範、規則による雰囲気(様式)の形成

こんな感じでしょうか。※のところは、実は卵が先か鶏が先かに近くて、規範を決めたから全体の雰囲気(様式)が定まるのか、ある雰囲気を目指した結果を分析したらある種の規範が見出されたのか、いずれなのかはよく分からないところです。

ただ、いわゆる音楽におけるモード、教会旋法の発達過程を想像すると、後者の見出された規範を以って曲を作ると目指した印象、雰囲気の曲が出来るというところから、強固に規範が強化されていったのではないかという気がします。

で、ジャズメンは理屈っぽい奴も多いのですが、それでもモードに関しては正直本当に分かっている人は少ないかも?

少なくともマイルス・デイビスが目指したモードは、教会旋法とは違ったと思うし、実際の演奏を聴いて分析しても「規範を決めてそれで演奏する」というのとは違って、より本質的な「目指す印象・雰囲気」に拘って、それを堅持するなら他は自由にやって善し!という印象を受けます。

曲の印象を決めている「何か」を適確に掴んで、それを外さず他は自在にやるということに拘った結果を「モードによる演奏」と言っただけで、規範を定義してそれで演奏をすることを目指したわけではないと思います。この場合は、「モード」は単純な「旋法」ではもう無い。

逆の視点では、規範に縛られて演奏しているようでは、マイルスのモードは全然理解できていないということになります。

長くなったので、続く・・・?

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